この記事では、子どもが人見知りだったり恥ずかしがり屋だったりして、ディズニー英語(DWE)のイベントなどを楽しめていないと思うパパママに教えたいことをまとめています。
DWEには、質の良い週末イベントや、先生と電話できるテレフォンイングリッシュというサービスがあります。
どちらもネイティブの先生と触れ合える絶好の機会です。
そんなサービスでも、自分の子どもが全然楽しんでいなかったら…「意味がないなぁ」と思うパパママもいるのではないでしょうか?
大人の考え方からすると、せっかくお金を払っているサービスなのに積極的に参加しないともったいない!とついつい思ってしまいますよね。
ですが、これは英語に関してだけではなく、普段の子どもとのかかわり方を見直す絶好の機会になります。
親はイベントに行きたがらない子どもについて、どのように考えたらよいかを記事にしました。
わが子も「イベントはなるべく行きたくないタイプ」だったので、わたしの体験談も含めた記事になっています。
こんな人に読んでもらいたい記事です。
- DWEのイベントっていつもテンションが高くて、自分の子は行きたがらないという人
- イベントに行っても、自分の子ばかり楽しそうじゃないように思う人
- 子どもが極端にテレフォンイングリッシュを嫌がると思う人
「うちの子、DWEのコレに取り組むのが苦手です」
ネイティブの先生や他の子どもと一緒に踊る週末イベント
DWEでは、全国で何か所もイベントを開催しており、根強いファンもたくさんいます。
イベントのための参加費用もかかります。
そして、どのイベントも結構テンション高めです。
先生たちは派手なコスチュームでDWEの歌を歌ったり踊ったり。
子どもたちも一緒に歌ったり、踊ったり。
他の子どもやパパやママはノリノリで参加しても、自分の子どもだけが全然楽しくなさそうにしていたら、がっかりしてしまいますよね。
先生とマンツーマンでテレフォンイングリッシュ
DWEでは、週に1回テレフォンイングリッシュという先生と生電話できるチャンスがあります。
内容は、DWEの歌を歌ったり、本の内容について簡単なQ&Aをします。
歌が嫌な子もいるかもしれませんし、先生と話をするのが嫌な子もいます。
電話をかけてつながったとたん、遠くに行ってしまう子もいますよね。
わが子の場合は、歌ならOK、お話はNGの時があったので、電話を掛ける前に本人に確認しどちらを選ぶか決めるようにしました。
話せないわけではないのですが、話すのがイヤなのか理由を聞いてもよくわからず…歌の方が気楽でよかったのかもしれません。
「当の本人が嫌がっているのに、やらせる意味があるのか」と思ったときにはこう考えよう
わが子はとにかくイベントやテレフォンイングリッシュに消極的で、特にイベントははっきりと「行きたくない」と言うほどでした。
よく話し合った上で彼の意思を尊重することにし、一年以上イベントに行きませんでした。
個人的にはすごーくイベントに楽しく行ってほしかったですが、わたしは母親として「子ども自身が行きたくないと言っているのに、子ども向けイベントに行く意味があるのか」と思うまでになりました。
そこで、次のことについて考えてみました。
- なぜ自分が子どもに「英語をやらせたい」「DWEをやらせたい」と思ったのか
- イベントに行かなければ、参加費用がかからない
- 子どもには子どもの好みや気分がある
なぜ自分は子どもに「英語をやらせたい」、「DWEに参加してもらいたい」のかを思い出そう
せっかくDWEを購入したのだから、パパママとしてはいろんなサービスを利用したい気持ちありますよね。
ですが、DWEを始めた時、英語をやらせたいと思った理由を思い出してみてください。
将来、学校に行って苦労しなくていいように?
それとも、海外で活躍してもらいたいから?
ただ、英語を楽しんでもらいたいから?
色々な理由がありますよね。
ですが、唯一共通していると言えることがあります。
それは、多くのパパママにとって、DWEは目的ではなく手段ということです。
英語に触れる、好きになるなどという目的があるのだったら、DWEは一つの手段にすぎません。
そして、子どもが選んでDWEをやりたいといったわけではないということ。
多くのおうちでもそうだと思いますが、わが家も長男が生後半年という幼い時に、わたしが決めてDWEを購入しました。
手段であるDWEに対して、消極的な子どもに無理やり押し付けてしまっては、子どもの気持ちが抑え込まれてしまうばかり。
目的を見据えて、親としてどのように子どもと接するか考えれば、イベントやテレフォンイングリッシュに参加することは、必ずしも「やらなければならないこと」ではないということが見えてきます。
イベントに行かなければ参加費用がかからなくて済む
DWEのイベントに行くには、参加費用がかかります。
当然、行かなければその費用はかかりません。
今行きたくないのであれば行く必要はないし、もしかしたら半年後には行きたくなっているかもしれないから、その時行けばいい話です。
人見知りだけど、子どもには頑張ってもらいたい親の気持ちも分かります。
わたしもそうでした。
けれども、子どもがやりたくもないことにお金を使うのは捨てているのと同じだと考え、その浮いたお金でおいしいものを家族で食べることにしました。
子どもには子どもの好みや気分があることを理解しよう
ママが「こどもにとってこれが良い!」と思って始めたことでも、自意識を持ち始めた子どもが必ずしも同じ気持ちでいるとは限りません。
ママにはママの考えがあり、子どもには子どもの考えがあります。
ママが「子どものためにこうしている」というのは、たとえ未就学児の子どもにとっても大きなお世話だったりします。
一生懸命子どもにこうなってほしいと伝えれば伝えるほど、上手くいかなくなることもあります。
負の連鎖になってしまいます。
「子どもは、ママとは違うんだ」ということを、受け入れるタイミングなのです。
イベント苦手な子に英語を楽しんでもらうおすすめ方法2つ
DWEなどのイベント系DVDをお家で楽しむ
DWEのワールドクラブ会員になると、ワールドファミリークラブのウェブサイトにログインでき、そこから関連教材やイベントのDVDを購入できます。
周りの子がいてイベントを楽しめないという子どもには、DVDがおうちに在れば、自分の世界でイベントに浸ることができます。
絵本やYoutubeで英語に触れる
そもそもDWEの先生たちのノリが苦手という子どもには、DWEではない英語コンテンツを子どもと一緒に楽しむ機会と考えてみてはいかがでしょうか?
DWEだけではなく、時には良質な絵本や無料で楽しめる動画などもたくさんあるので、少し生活の中に織り交ぜてみると、子どもの世界が広がります。
英語を楽しく取り組ませるためには、それぞれの子どもに合った英語環境を整えよう
自分の子どもは、どうしたら楽しく英語を取り組むことができるでしょうか。
DWEのイベントやテレフォンイングリッシュは、必ずしも取り組まなければいけないことではありません。
ディズニー英語は非常に体系的に整った良い英語教材ですが、人前でいきなりノリ良く何かすることが苦手な子供にとっては、イベントに行くことが苦痛になる場合もあります。
子どもは個性の塊です。
無理やりイベントに連れて行って、DWEひいては英語自体を嫌いになってしまったら本末転倒。
色んな英語教材に触れて、自分の子どもに合った英語環境を作っていけたら、さらに楽しく英語に触れられること間違いなしです。
子どもの好きを英語で伸ばすということについて、体系的に書かれている本がコチラ。
レビューもぜひ読んでみてください。
多くの子どもが、自分なりのやり方で楽しく英語を身につけられるよう、パパママのおうち英語と子育てを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。