この記事では、IPOと呼ばれる株の投資について紹介します。
今までに投資ことがない人や初心者でも比較的容易にトライできるIPOですが、実際のところIPOのしくみや売買の方法、当選のしやすさはどうなのでしょうか?
また、IPOに応募できる証券会社もとても多く存在し、どの証券口座を選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
実は、わが家では夫婦で複数の証券口座からIPOに応募し、今年(2019年5月時点)だけで合計80万円ほど儲けて、子どもの習い事を一つ増やすことができています。
わたしか夫が口座を持っている証券会社の例は、こちら
- SBI証券
- SMBC日興証券
- 大和証券
- 松井証券
- マネックス などなど
というわけで、IPOに応募しまくっているわれら夫婦が感じた、IPOのメリットやデメリットや口座を開設する証券会社のコツなどなどを、初心者でも分かるように記事にしてみました。
特に昼間のすき間時間が使えるママたち、ぜひIPOの応募方法を身につけてもらえたらいいと思います!
正直ポイ活より断然割に合います!
この記事はこんな人におすすめ
- IPOが気になるけど、どうやって始めたらよいか分からない人
- 家計にあまりゆとりがないと感じている人
- 子どもの習い事などにまわせる収入が増えたらと思っている人
- 節約は苦手で、お金を一度に増やしたらいいなと思っている人
IPOってそもそも何?新しく上場する会社の株のこと!
IPOとは、Initial Public Offering(新規公開買い付け)の略称。
会社が新たに株式市場に上場し、株式を一般に購入できるようになることをいいます。
世の中にはとてもたくさんの会社があり、上場しているのはそのほんの一部です。
今まで上場していなかった会社の株をあなたが買える(かもしれない)ように売り出し始めます!というのがIPOです。
IPOのメリットって何?本当に値が上がるの?
IPOのメリットは、ずばりこれ!
- 初値が上がりやすい→儲けが出やすい
- 難しいことは考えず、誰でも抽選で購入できる
- まとまった資金を有効に使うことができる
それでは、順番に見ていきましょう。
IPOの最大のメリット!初値が上がることが多く儲けやすい
初値とは、株式が上場したときに初めて付いた値段のことです。
なぜ、初値が上がりやすいかというと、株を購入する値段(IPOの場合、公募価格)から、上場した瞬間に急激に価格が上昇し、初値が付くときには購入した値段よりも大幅に値が上がるからです。
では、なぜ初値が上がりやすいのでしょうか?
IPOは、今まで売り出されていなかった株が限られた数量で割安で売り出されるためです。
数量限定でお得に売り出されるということになれば、株じゃなくても買いたくなるのが心理ですよね。
なので、IPOも売り出された瞬間からみんな買いたがり、値段がどんどん上がることが多いです。
買った値段より株の価値が上がるので、そのタイミングで売りに出すとその差額が儲けになります。
特に、クラウドやバイオなど話題性の高い分野の株は、初値が販売値段(公募価格)の2倍や3倍になるものもあるので、会社の業務内容をよく確認するのも大切です。
難しい知識は不要!抽選で株を当てよう!
IPOは、ファンダメンタル分析やチャート分析など、株についての分析や勉強は全く必要ありません。
抽選に申し込み、あとは抽選結果を待ちます。
抽選日はあらかじめ証券会社のウェブサイトに記載されているので、その日の所定時間になったら、抽選結果が抽選に申し込んだ証券会社のウェブサイトに提示されます。
当たるかどうか毎回ドキドキします!
定期預金は古い!?IPOでまとまった資金を有効活用できる
IPOは、少しでもまとまったお金があれば、それをもとに短期間でお金を増やすことができるチャンスです。
なので、定期が満期になったり、毎月の家計に余裕がありまとまった現金がある場合、IPOの資金にしてみてはいかがでしょうか?
積立式の投資信託だと、毎月少しづつ少しづつ積み立てていき数パーセントの利率が上乗せされているので、たとえ増えているとしてもイマイチ増えた額を実感しづらいですよね。
けれどもIPOは、株の値上がりがそのまま儲けに反映されるのでわかりやすい!
独身時代の貯金があるママたちは、その貯金を定期に入れておくよりもIPOの資金にした方がお金を有効に働かせることができますね。
IPOのデメリットって何?抽選て当たるの?
儲けが出やすく簡単なIPOとはいえ、次のようなデメリットもあります。
- 抽選が当たりにくい
- 初値が公募価格より下がってしまうことがある
- 初値で売り忘れると暴落するときが
抽選が当たりにくい!正直全然当たらない!
IPO株の購入希望者に向けて、証券会社各社それぞれで抽選を行いますが、これがなかなか当たりません(泣)
口座に入金している金額が高い人が有利なスタイルをとっている抽選もあれば、完全に平等な抽選や、ポイント制がある証券会社もあります。
この記事の下の方に、おすすめな証券会社を紹介してありますので、ぜひ読んでみてください!
自分のスタイルに応じて、なるべく当たりやすい証券会社から抽選に応募することをおすすめします。
初値が公募価格より下がってしまうことがある
どのIPOでも、かならずしも初値が公募価格より上がるかどうかというと、100%上がるとは言えません。
せっかく抽選に応募して当選しても、初値が下がってしまったら損になってしまいます。
けれども、対策として初値が上がりそうか、下がりそうか事前に大体わかる方法があります。
それは、IPO投資家のみなさんのサイトをチェックすることです!
独自の観点でIPO銘柄の値上がりランク付けをしてくれているので、抽選に応募するときに役立ちます。
初値で売り忘れると暴落するときがある
IPO株は上場した瞬間初値が上がりますが、その後急落する株が多いです。
うっかり上場日に売るのを忘れてしまうと、損してしまい売るに売れなくなる可能性があります。
当選したら、必ず上場日と予想初値を確認するようにしましょう。
IPOに申し込むために必要なもの3つ!これだけあれば大丈夫!
IPO投資のために必要なものは、これだけです。
- 証券口座
- 資金
- やる気
証券口座 簡単!ネットで作れます!
証券口座は、無料でネットで作れます。
もし、どの口座が良いか迷ったら、この記事の下におすすめ証券会社を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
口座開設に必要なもの
- マイナンバー(通知カード)
- 本人確認書類
どの証券会社で口座を開設するにしても、この2点は必須です。
手元に置いて手続きを始めましょう!
資金 IPOの会社によって金額が違うので注意しましょう
IPOの会社によって必要な資金は変わってきます。
発行価格と株数を掛けた数字が必要な資金ですが、発行価格が株によってさまざまで株数はだいたい100株での発行になります。
必要資金は、各証券会社のウェブサイトのIPOページに行くと表示されています。
例えば、SBI証券ですと、IPO銘柄の一覧ページにそれぞれの発行価格と申込株数が記載されているので、それを掛けた値段が必要な資金になります。
例:エヌ・シー・エヌ
発行価格 800円
ブックビル申込内容100株
=80,000円 ⇒これが、株一口の購入に必要な金額です。
定期で眠らせておくより、IPO資金として働いてもらった方が、値上がりが予想される株が当たった時のことを考えれば有益と言えます。
やる気!口座と資金が準備できたら、これが一番大事!
なかなか当てるのは難しいけど、当たれば大きいIPO。
当選しやすい証券会社からコツコツ毎回応募していきましょう。
何事も継続は力なりなので、すぐに諦めないように!
育てに忙しいママにもIPOがおすすめな理由3つ
投資未経験なママにもIPO投資をおすすめする理由があります!
- 難しい投資の勉強しなくて良い
- すき間時間にできる
- 子どもの分の証券口座を管理し応募できる
難しい投資の勉強は必要なし!
投資と聞くと、かなり勉強が必要なイメージがありませんか?
確かに、投資について専門的に勉強し始めたらきりがありませんし、たとえ専門家だって毎回勝ち続けているわけではありません。
ですが、IPOは誰でも申し込める抽選方式で、投資へのハードルものすごく下げてくれています!
私自身、口座開設してしばらくはIPOの応募だけを続けて、だんだんと株に興味が出てきたので日本株を購入するようになりました。
もちろん貯蓄も大事ですが、投資も家計を管理する一つの手段として考えられたらきっとライフプランの幅が広がると考え、投資を続けています。
子どものお昼寝中など、すき間時間を有効活用
IPOの申し込みは抽選に参加するだけなので、一分あればできてしまいます。
スマホから証券会社のウェブサイトにアクセスし、IPOの申し込みページへ行けば受付中のIPOが分かります。
そこで抽選に申込、パスワードを入力すれば、OK!
簡単です。
子どもの分の証券口座を作り、IPOに応募してみよう!
ママたちの中には、家計だけでなくお年玉などで貯まった子どもたちの預金を定期預金に入れて管理している人も多いのではないでしょうか。
今は定期に入れておいても、低金利でお金は全く増えないどころか目減りしていく時代。
子どものためのお金を投資信託に入れて資産運用するものいいですが、投資信託の場合元本割れ(お金が減ってしまう)ことがないとも言えません。
その点IPOなら、初値が上がる可能性が高いもののみ申し込むようにすれば、お金が減ることはまずありません。
一時的に必要な金額を証券口座に入れ、上がりそうな株に申込み、抽選に当選したら購入しほぼ初値で売るようにすれば、まず儲かります。
IPO向けにおすすめな証券会社3選!
IPOに応募するなら、当たりやすい証券会社から応募したいですよね。
ここで、わたしが感じるIPOで当たりやすかったり、口座開設しておいた方が良いと考える証券会社を3つ紹介します。
SBI証券!ポイントを貯めれば必ず当たる!
ネット証券最大手のSBI証券です。
IPOに力を入れており、抽選に外れると貯まるSBIチャレンジポイントというポイントを次回以降の抽選に利用でき、抽選の3割はそのポイントが多い人から当選できる仕組みになっています。
IPO取扱い数が多いのも魅力で、昨年(2018年)は80社以上ものIPOを取扱いました。
SBI証券でのIPOについては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ読んでみてください!
大和証券!主幹事が多いのが魅力!
あまり他のサイトでおすすめとして紹介されていませんが、わたしの実績として一番当たっているのがこの大和証券。
当たる理由として考えられるのが、大和証券が主幹事を務めることが多いということ。
証券会社がIPOを取扱う際に、かならずどこかの証券会社が主幹事になり、この主幹事になった証券会社には、IPO株が多めに割り当てられるんです。
大和証券が主幹事のときはIPO株の割り当てが多いので、あらかじめ口座を作っておいて主幹事をしているIPOを狙って抽選に申し込みましょう!
マネックス証券!完全平等な抽選形式!
マネックス証券は、口座の入金金額にかかわらず、誰でも平等な抽選を行ってくれる完全平等抽選方式をとっている数少ない証券会社です。
大富豪だったらどの口座に預金が多いほうが当たりやすい証券会社のほうが良いですが、一般市民としては口座に入れられる金額は限られるので、完全平等に抽選をしてくれるのはありがたいですね!
家計にゆとりが欲しいママたちへ【IPOまとめ】
IPOは決してすぐには当たりませんが、証券口座を選べばいつか必ず当たりますし、当たる額も大きいです。
そして、一般的な株で損失を出すリスクを考えると、ほとんどノーリスクで挑戦できるIPOは本当に初心者の味方、家計の味方だと思います。
わが家では、儲けた80万円があるおかげで、子どもに習い事をさせてあげられるといっても過言ではありません。
本当にIPO様様です。
当たる前提で大きな買い物はできませんが、一度当たるだけで、かなりその年の家計はラクになりますので、ママたちもぜひIPOに興味を持ってもらえたらと思います。
皆さんも、すき間時間にコツコツIPOへ応募してみませんか?
最後まで読んでくださりありがとうございました。