「書斎」というと、どんな印象を持ちますか?
「仕事部屋」「大きな机がある」もしくは、「おしゃれ」とか?
わが家では、夫が家づくり当初から、「書斎を持ちたい!」と強い希望がありました。
ですが、家の面積は限られているので、それなりの大きさの書斎を作るのはちょっと厳しかったんです。
交渉を重ねた結果、わが家は、「夫の書斎兼納戸」という形で決着がつきました。
この記事は、実際に書斎を作ったわが家が感じる書斎のメリットデメリットや配置の決め方を、私たちの体験談含めてご紹介します。
皆さんの家づくりの参考にしてもらえれば幸いです。
書斎とは?最近ブームなの?
まず、書斎とは何かというと
主に知識人や文人の居宅に設けられた、読書や書き物をするための部屋。(wikipedia)
書斎の持ち主が、知識人や文人かどうかという点はさておき、もともとは、読書や書き物をする部屋だったんですね。
なので、昔の書斎は、デスクと大きな本棚がメインでした。
しかし、今では、本の代わりにパソコンやパソコンの付属機器(プリンターやスキャナーなど)をデスク付近に置けるように、台を作ったり、棚を設置する場合が多いです。
また、最近書斎を作る人が急増しています。
一番大きな理由としては、新型コロナウイルスの対策として、在宅ワークが一般的になったためです。
また、自分の空間を持ちたいという人も増えたため、今、空前の書斎ブームになっているのです。
それでは、書斎のメリットやデメリットはなんなのでしょうか。
書斎のメリット
夫の書斎をつくることについて、夫の側から、また妻の側から見たときのメリットを考えてみます。
夫の言い分
・自分のものを置けるスペースがある
・仕事が在宅になった場合でも、集中して仕事ができる
・子どもに触らせたくないモノを隠しておける
というものでした。
たしかに、夫のパソコンやらマンガやらをリビングにおかれても困りますし、それを子どもたちがいじって壊したり、汚したりとなると、正直後々面倒です。(妻的に…)
私の住む地域ではコロナはいったん終息したので、今後は在宅の仕事が増えるかどうかは分かりませんが、夫の意見にはかなり同意できました。
妻の言い分
妻側が考えるメリットとしては、
・嫌な時は夫の顔を見なくて良い
・適度な距離感を保てる
・5月人形を保管しておくことができる
夫婦と言えども、ケンカするときもあります。
夫が書斎に入り浸っていれば、イライラするときに顔を合わせなくて良いですね。
これが、妻としてわたしが思う書斎の一番のメリットです。
また、当時の間取り図では、「収納が少ないかな…」と思っていたところだったので、夫の書斎を納戸として使うアイディアも出てきました。
書斎のデメリット
夫の言い分 「狭くてもいいから落ち着ける書斎を作りたい」
デメリットは、特にない
自分の書斎なのですから、書斎を作るデメリットはないですよね(笑)
すでに、彼としては、どこに書斎を配置するかを考え始めていました。
書斎自体は広くなくて良いので、自分のモノが収納できて居心地がいい場所、そんな場所が作りたかったようです。
間取りについては、後述します。
妻の言い分
・私の分の書斎がない
・他のスペースが狭くなる
夫ばかり書斎があるのは、なんだかズルイ気がしたんですよね…
私には書斎無いのに、なんで夫ばかりが書斎持ちなのか、納得いきませんでした。
ですが、もともと子どもにリビング学習をさせようとしていたので、リビングにはカウンターをたくさん設けていました。
その1つを、わたしが使ってもいいのではないかと言うことになり、すぐに「まぁ素敵なカウンターなら良いか」と納得しました。
また、夫の書斎をつくることで、他の部屋のためのスペースが減ってしまうというデメリットもありました。
5月人形をしまっておく納戸が必要でしたが、夫の書斎に閉まっても良いということだったので、それならとOKということにしました。
書斎はどこに配置する?LDKや動線のジャマにならない場所にしました!
わが夫の場合、書斎で一人の時間を楽しみたいという目的が大きかったので、LDKとは空間を隔てた場所にあり、閉じた部屋になっています。
けれども、書斎の目的が、学校や円の行事関係や、家計簿などの場合は、リビングに近いほうが実用的と言えます。
もし、まだ書斎の使い道がはっきりしていなかったら、一度それを決めたからの方が、気持ちよく間取りに組み込めますよ。
わが家の場合は、書斎の配置を検討した結果、とてもいい場所を確保することができました。
それは、吹き抜けヨコのスペースです。
わが家は、1階にリビングダイニングに大きな吹き抜けがあり、ダイニング横のウォークインクローゼットの上は何もない空間でした。
そこに、書斎を持ってこようという話になり、すぐに決定しました。
【まとめ】書斎のメリット、デメリットが分かったら、目的をはっきりさせよう
夫の書斎のメリット、デメリットをまとめました。
メリット
夫のメリット
・夫のものを置けるスペースがある
・在宅ワークになった場合でも、集中して仕事ができる
・子どもに触らせたくないモノを隠しておける
妻のメリット
・嫌な時は夫の顔を見なくて良い
・適度な距離感を保てる
・5月人形を保管しておくことができる
デメリット
妻のデメリット
・妻の分の書斎がないのは公平ではない
→カウンターで妻のスペース確保
・他のスペースが狭くなる
→書斎を納戸としても使用
書斎の配置は、こんな風に区別すると使いやすいですよ!
・自分の時間を楽しみたい→LDKから離れたところ
・家族や家の管理をする→LDKに近いところ
これから、一般的に在宅ワーク増加する中で、書斎を作る人は増え続けるでしょう。
これから家づくりをする人は、付けておいた方が間違いないですね。
また、書斎は、個人の部屋として考えがちですが、家は家族みんなが使うものです。
書斎を作ることで、家族みんながハッピーになれる、そんな書斎を作りましょう。
書斎についてや、家づくり全般など、どう進めていけばよいか悩んでいたら、タウンライフがおススメです。
こちらの記事で、タウンライフのポイントだけ解説しているので、さらっと読んでみると、これからの家づくりにプラスになりますよ!
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。